実家がゴミ屋敷だった
汚部屋は遺伝というか感染
物心ついた時から私の周りは汚かった。
小さいときは気が付かないけれど、小学校になると友達に「ゴミ屋敷〜」とからかわれたりして
自分の家は汚いんだなって認識するようになった。
モノが溢れていたし、そのせいで掃除も行き届かなくてホコリや汚れも多かった。
そんな家に生まれ、高校生まで暮らしていた私にもその生活は受け継がれている。
汚部屋は遺伝する、というか環境は伝染する。
母親は片づけられない人なのだと思っていた。
片づけや掃除も教わったこともない。
雑巾の絞り方は教わった。学校で褒めれたこともある。
あとは大掃除の時に母親のする事を見ていたくらい。
そのほかはテレビや雑誌を見て覚えた。
モノの隙間を歩きながら、何度落ちている画鋲を踏んだかわからないし(もう、踏んでもびっくりしないし、痛くない抜き方まで習得した)
キッチンのシンクにはいつも食器が山積みだし、食材が腐ってウジが湧いたり
ひどい時にはいつのまにか成虫になり
キッチンの壁にハエがビッシリくっついていたこともある
しばらく置いていた乾物の豆で作った味噌汁を飲もうとしたら、芋虫みたいなのが具になってて、発狂しそうになったこともある
思い出すだけで全身鳥肌
ゴキブリもウジ虫も蛾もハエも大嫌いだ。
あったかくなってきて、キッチンに小さな虫が飛んでいるのを見ると
蕁麻疹が出て痒くて仕方ない。
でも、結局、わたしは片付けが苦手だし
貧乏性で者を溜め込む
100円ショップでこのクオリティ!といちいち感動して
いつ使うのかわからない雑貨やかわいいメモ帳や
インスタで品切れ続出と投稿されている品物を買い込み、転売の利益を夢見ちゃうし。
かろうじて、虫は発生させないけど
やっぱり、自分の管理できるモノの量をきちんと見極めよう。
ブロークンウィンドウ理論
割れた窓を放置していると他の窓も割られやすくなり、割れた窓を放置せずに修理しておけば、次に窓が破られることはない。ゴミだらけのところにはゴミが捨てられやすく、ホコリひとつなくきれいに維持されている場所を汚すのは気が引ける
↑上にもあるように
環境で人は変わる。元の素質も関係するとは思うが、相当な強い意志がなければ、人間は楽な方へと流されがちになる。
人生変えたいからまずは環境変えよう。
自室から。
みんなも一緒に
とりあえずゴミ袋1袋分を出てみませんか?